たのこひ屋**しめうさ堂**

手描き手ぬぐい、手染めストールや風呂敷、イラスト、ポストカードなど・・・ 群馬県を拠点として、主にアートイベントで販売している工房のブログです。

『紅花すり染め体験』に行ってきました

高崎市染料植物園で行われた
『親子のための紅花すり染め体験』に
チビをだしにして、参加してきました。

こちらは、開園20周年企画展関連イベントの一環で
4歳児から参加可能な、簡単な染め体験です。

大人気だったとのことで、午前と午後の2回、
すぐに定員がいっぱいになったそうです。


さて、講習開始です。
講師の先生から説明を受けたあと、そぼ降る雨の中
園内の紅花を摘みに出かけます。

でも、雨でぬれた状態ではうまく染まらないとのこと。
今日は「紅花を摘む」という体験をしてもらう。のが目的で
染めに必要な量は摘みませんでした。

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トゲトゲだらけで「痛い〜!」と連呼しながら採るチビ。
その昔、紅花詰みの娘たちは、手を血で真っ赤にしながら
摘み取っていったとか。

それでも「今日のような雨の日は、
それほど刺が固くないんですよ」と、先生の弁。
晴れた日には、より痛いんだそうです。

花弁のみを、むしり取ります。
今回のようななま花染めの場合は、黄色い花を選んで
摘んだ方がきれいに染まるとのこと。


benibana2.jpg

摘んできた花を、布にこすりつけて
色をつけていきます。
今日採った花には水分が多いので、
ティッシュで吸い取り、使う半分だけ。
あとは、あらかじめ採っておいていただいた花を使いました。

版木のようにデコボコした板に、さらしをしっかり巻き付け
模様に合わせて、指で刷り込んでいきます。


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ひたすらスリスリ・・・

benibana5.jpg

このくらいになるまで、
スリスリ・・・スリスリ・・・


benibana6.jpg

そうしたら、板から布を外し
40度のお湯にさらします。

黄色の色素が出てきます。
紅花には実は、この黄色の色素の含有量の方が多く
まずはこの黄色を出さないと、紅色にならないのだそうです。

酵素の力で赤色色素を発色させ
さらに、オキシドールを入れて、酸化させます。


benibana7.jpg

水にさらします。


benibana8.jpg

こんなにきれいな紅色に発色しました。

紅花染めは、日光等で非常に退色しやすいので
日陰干し、さらにはなるべく日に当てないように。

とってもデリケートな草木染めだそうです。


・・・
21日まで、園内展示室では
開園20周年企画展『紅の誘いー紅花今昔』も
開かれています。

こちらも、江戸時代から現代までの紅花染め作品が並び
とても興味深い展示です。

紅花染めは、紫外線に当てると暗闇で光る特徴があり
その昔、紅花染めか否かを見極める際にも用いられていたそうです。

そんな実験も展示室で、ご覧いただけます。



チビも楽しく参加していました。
スタッフの皆様、ありがとうございました。


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